融けない世界

荒い息吐き　倒れた人を
横目に歩く　人の波
攫いも流しもせず過ぎて
彼女は静かに涙する

恨み　怨む　怒る彼女に
手出す者無し　腫れ物扱い
誰もが不毛な譲り合い
怒った顔してまた泣いた

彼女を芯に　人々まわる
安定しない　マイナスの群れ
ひそひそ声で　嘘を囁く
口が減るのは　いつの日か

一人が彼女に歩み寄り
涙を拭いて　向かい合う
いい子にしていた　彼女の頭
そっと撫でたら　笑いましょう

まあTwitterで分かる通りですが

生きています。

誰だ死ねばいいのにとか言った奴は。


最近は善だの偽善だのとうだうだ能書き垂れている野郎共が各所でﾋｬｯﾊｰしておりますが、

もう人生の半分くらい偽善者と名乗って世を闊歩している私からすればチャンバラごっこです。

違う。ちゃんちゃらおかしいです。

一切の後ろめたい気持ちなく入れた1円玉も

どや顔したい一心で入れた1円玉も

うっかり手から滑って入っちゃった1円玉も

価値は等しく1円だって話です。


大体この世に善人なんかそうそう居ませんって。

偽善以外の善を為した人は歴史に名を残すんですよ。

いや、歴史に名を残した人だって心の中ではどんなどす黒いことを考えてたかわからない。

正直目に見える善行なんて全部偽善に決まってるんです。

それなのにあれが善だこれが善だと結論の出るはずもない小田原評定を延々とまあ。

暇なんですかね。暇なんでしょうね。

馬鹿なんですかね。死ぬんですかね。ゆっくりと。


裏のない善意なんて嘘っぱちです。裏のない銭が嘘っぱちであるように。

ただ私はそういう善意を悪いとは思いません。むしろ良いと思います。

だって結果は同じだもの。同じ量の善と偽善なら結果として届く善の量は同一です。

善行をした奴が何を思ってしたかなんて知る必要ないんですよ。

心の中で何を考えてようが、行動は善行なんですから。


良いじゃありませんか。己の利益を考えても。

結果が同じなら己の利益を考えないよりは考えた方が自分にもプラスなんだから、

最後の利益の計算結果は偽善の方が上です。

さあ皆さん、そんな綺麗な上っ面の善意なんか踏みつけて下さい。

つぎはぎの隙間から汚い顔の見える偽善をしましょ。

【替え歌】F.D.D.

原曲　F.D.D./いとうかなこ　(カオスヘッドOP)


壊れるPCを　ただひたすらに
それさえ『廃棄』なら　意味はないのさ
目に映るクリティカルエラー　不良セクタ密に抱え
内に刻んだデータ読ませぬ『半壊』
生み落とされたそのディスクを　手に掴んで入れた後は
なんとかして起動していく...

Soそれの名は
現れる空色　必要なデータを
片っ端からサルベージ　取り逃したライフワーク
今は遠き支配　過ぎ去った景色を
僕らは希望するから　もう迷わない
刻みつける磁気の記憶　それの名前は？
Floppy Disk Drive　それのがいい

記憶を絶てるのは　あの磁力だけ
容量限界が　気付かれたなら
光メディアへのチェンジ　自分にはもはや届かぬ
限界容量への挑戦『チャレンジ』
優越を浮かべるCD　フロッピーは群れとなって
分割する　大容量ファイル

So悲しみさ
叫ぶ声あげても　不要になってゆく
最後残った場所さえ　奪い去るCD-R
新しいメディアは　天使の輪にも似て
僕らを刺激するけど　もう知ってるよ
変わる世界要らなくなった　僕らの意味は？
Floppy Disk Drive　それしかない

Soそれの名は
現れる空色　必要なデータを
片っ端からサルベージ　取り逃したライフワーク
今は遠き支配　過ぎ去った景色を
僕らは希望するから　もう迷わない
刻みつける磁気の記憶　それの名前は？
Floppy Disk Drive　それのがいい

替え歌　F.D.D.(Floppy Disk Drive)/いこうかなと　(磁気ヘッドOP)

妄想戦隊ユメシンジャーOPテーマ「妄想戦隊ユメシンジャー」

妄想戦隊ユメシンジャー

俺たちゃ戦士　夢じゃ負けなし
巷のワルに　片手でひねられる
笑われても　嘲られても
必ず打ち倒す　想像の中で

地球の平和が乱れても
何一つ　気にしない
現実なんて犬に食わせろ
妄想が良けりゃ他は望まない

チキン　雑魚敵　言われても
もうそういうことでOKさ
ドン引き　静かになるのなら
俺らがそうぞうしくするぜ

妄想戦隊ユメシンジャー

俺らにキレる奴　間違いなくツンデレ
俺らを笑う奴　十中八九かまってちゃん
違うと言う奴　恥ずかしがるなよ
妄想が真実　現実クソゲー

脳内ハーレム築ければ
何一つ　悔いはない
未来なんて窓から捨てろ
世界が平和で今日も飯美味い

現実逃避　言われても
もうそういうことでOKさ
いつでもどこでもどんな時も
俺らがそうぞうしくするぜ

妄想戦隊ユメシンジャー

「ニーソ以外は認めねェ!ユメシンジャーレッド!」
「三次元メイドは異端だ!ユメシンジャーブルー!」
「フラグが見えるぞ!ユメシンジャーイエロー!」
「今女の子降ってきた!ユメシンジャーグリーン!」
「多分ルクセンブルク受け!ユメシンジャーピンク!」
｢｢｢｢｢五人揃って!妄想戦隊ユメシンジャー!｣｣｣｣｣

チキン　雑魚敵　言われても
もうそういうことでOKさ
ドン引き　静かになるのなら
俺らがそうぞうしくするぜ

妄想戦隊ユメシンジャー



久しぶりに酷いものが出来た。

ミスターフェスティボー

騒ぎを聞いたらやってくる
歌声響かせ駆けつける
光り輝く時間を乗せて
奴はミスターフェスティボー

あいつはいつでも騒々しい
年をとっても若々しい
踊って歌って笑うのさ
奴はミスターフェスティボー

来なかったのは5年前
あいつは独りで泣いていた
祭りが終われば一人ぼっちさ
奴はミスターフェスティボー

穏やか過ぎるお祭りを
違うと思って呼んだのさ
誰も知らないあいつの名
今はミスターフェスティボー

今じゃすっかり大騒ぎ
どんちゃん乱痴気宴の夜
今じゃ誰もが呼ばない名
奴はミスターフェスティボー

騒ぎを聞いたらやってくる
頼まなくても歌い出す
呼ばなくたって皆が知る
奴はミスターフェスティボー